先生を辞めたとき、夫から「あのままだったら、死んでしまうんじゃないかと思っていた」と言われた。
教師をしていたころ、朝4時半ごろ起床して息子に弁当を作り朝ご飯を食べさせて、そして教材研究。
1年生担任だったので子どもが登校する前の7時20分ごろ出勤。
それからはほとんど休憩することもなく、給食の準備が終わったら、5分ぐらいで自分の給食をかきこみ、給食指導。
味わうことなんかほとんどなかったですね。
昼休みも子どもの様子を見ながら、連絡帳に目を通しお返事を書きます。
お昼の授業も済ませ子どもたちを返したあとに、
宿題の丸つけや、日記の添削。
教師の仕事はそれだけではありません。
学校運営のための係があるので、そのお仕事もしなければいけないし、
力をつけるために授業研究もしないといけない。職員会議もある。
要領が悪いので、教材研究までできずに帰宅。夜8時ごろ。
そして朝早く起きて教材研究。
子どもたちの笑顔や成長を感じることで、日々の過酷な生活をなんとか保っていました。
そんな日々を送っていたのです。
現在は、産業カウンセラーとなり働き方を指導する立場にもなり、教師という過酷な仕事を思い出すたびに、どうにかしないとと思います。
夫からは「あのままだったら、死んでしまうんじゃないかと思っていた」と言われました。
本当に、改善しないと大変なことになるのではないかと心配です。